上流思考──「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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「上流思考」という日本語訳が適切かどうかはともかく色々と示唆に富んだ本でした。

私はこの手の本を読んだ時は人に話せる短いエピソードをメモっておく。

・1900年の平均寿命は47歳だった。
だからと言って別に40代で杖をついて歩くとかイメージしそうになるが実際に多くの人が死ぬ年齢は今と大差はない。
要は乳幼児の死亡率が激減しただけの事である。

・コブラ効果=これはインドを統治していたイギリスがデリーのコブラの多さに困り果てていた。そこでコブラの死骸を持ってきたものに賞金を与える事にした。これで問題解決かと思いきや賞金目当てにコブラを繁殖するものが現れた。結局賞金は取り止めにしたが繁殖していた人がコブラを放してしまい逆に増えてしまった。

・オランダの自転車メーカーが輸送時に自転車がボロボロにされてしまうことに悩まされていた。そこで自転車を入れているダンボールに薄型テレビの絵を印刷したら丁寧に扱ってもらえるようになった。

・ある島ではウサギが増え過ぎて草は食べ尽くされて穴だらけの荒廃した地になってしまった。そこでウサギが死ぬウィルスをノミで広げようとした。最終的にウサギは激減したが今度はウサギを食べていたネコが希少生物を食べるようになった。今度はネコを全滅させたらウィルスに耐性を持ったウサギが増えた。もう一度ウサギを殺したら今度は雑草が生え放題になってしまった。

・・・これらのエピソードから思うに上流思考というか一歩先二歩先を想像するのが重要なのだと実感する。

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